フリーランスの漫画家がポートフォリオを送付してみたレポ。

電話営業も一段落したので、いざポートフォリオの送付!
ポートフォリオの内容についてはすでに、沢山ためになる情報がネットに存在しているので割愛するとして、今回はポートフォリオのファイリングや工夫したことなどをメモしておこうと思います。(こちらも調べれば有益な情報が沢山出てきますが、一つの参考例として…!)

ファイルの用意

私はセリア(100均)で売っている20Pのクリアファイルを買いました。20P(40P分入る)なのでたいがいの作品は収まると思います。
絵が少し見える半クリア仕様+背表紙が入れれる仕様です。最近の100均はすごいですね…。
他にも10Pや32Pのものもあったので、ご自分の作品に合ったポケット数のものを選ぶといいと思います。(※特別なこだわりがない限りは横入れタイプではなく縦入れタイプでいいかなと思います)

  

背表紙

出版社さんはポートフォリオを棚で管理していると聞いたので、背表紙でどういうジャンルのイラストレーターなのか一目で分かるように情報を配置しました。

印刷紙&プリンタ

作品を印刷するのに使用した紙は「インクジェット用・両面スーパーファイン紙」です。ご自宅のプリンタの種類によってはレーザープリンタ用になりますね。かなり発色が綺麗なのでおすすめです…!
背表紙に使用した紙はもう少し薄めのテカテカした光沢紙です。こちらは店頭などで、実際の厚みを確認してから購入した方がいいかなと思います。背表紙の作り方は、元々ファイルに入っていた背表紙の紙のサイズを測り、同様のサイズで作成した背表紙を複数印刷し、カットしたものを入れ直していきます。

名刺

編集部の方が名刺を手元に置いておけるように、名刺ポケットをファイル内に貼っておくといいと聞いたので貼ってみました。入れた枚数はとりあえず5枚ほど。
私は半クリアのファイルだったため、テープ部分が表に見えると不格好なので、ファイルの一番後ろの面に貼っておきました。
材料は100均で売っているカード用ポケット(ダイソーで購入)と両面テープです。

送る時に用意したもの

クリックポストとは郵便局が行っている荷物配送サービスです。
Yahoo!JAPANかAmazonのIDを持っていればネットで簡単に決済出来て、宛名ラベルも打ち込むだけで印刷可能、日本全国一律198円(※2020年4月現在)なのでとっても便利です!サイズと重量制限があるため、よく調べてから申し込むのが良いかと思われます。

注意点

ポートフォリオを作るのは時間と手間がかかる!!
これは本当に盲点だったんですが、印刷所に頼まずに自宅で印刷&何部も刷るとかなり時間がかかります…!自分の家のプリンタが遅いだけかもしれないんですが、ファイルや封筒やらを買ってくる&ポートフォリオ約20部分(29P×20部=580枚)のイラストを刷る&ファイリング&封筒に入れる→投函までで合計3日くらいかかりました。
あと材料の買い出しは、大量になってくると通販を利用した方がいいなと心底思いました。とても重いです。

最後に

これはあくまで一例ですので、自分に合った方法を調べて比較していくのが一番だと思います。編集部さんが見やすく、管理しやすく、そして作家も見つけてもらいやすいポートフォリオに出来たらそれが一番良いですよね!私もまだまだブラッシュアップしていこうと思っています。
今回はファイル送付のレポートでしたが、今後はメール営業用にPDFでのポートフォリオも作成していこうと思っております。

以上ポートフォリオ送付についてのレポートでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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