フリーランスの漫画家が3日間電話営業をしてみたレポ。

先日はじめて出版社様に電話営業をしたので、覚えているうちに色々とブログにまとめてみます。

なぜ電話営業したのか

お仕事が欲しかったから…!
言ってしまうとそれなのですが、書籍や雑誌のイラストや漫画を描くお仕事がしてみたいなと思っていたので、そのためにはまず出版社様にこちらの存在を知っていただかないと始まらないなと思い、電話営業させていただきました。
本来であれば出版社に直接持ち込み…がいいのかもしれませんが、最近はコロナの影響もありますので、ポートフォリオ郵送のみに絞って電話営業いたしました。
出版社様もリモートワークされているところが多かったように思います。

電話営業してみて

応対に慣れていらっしゃる編集部の方が多かったです。
私は書籍の奥付などから編集部の電話番号を調べて電話したのですが、出版社様の中には受付窓口を通して編集部に繋いで下さるところもありました。(お手数おかけします…。)
また、企画やイラストの持ち込みは一切受け付けておられない出版社様もあるので、営業先のサイトをよく確認してから電話するのがいいと思います。
編集部の担当者さんに電話が繋がったら、自己紹介をして「一度作品(ポートフォリオ)を見ていただきたいのですが…」と言うと、大体の方が「編集部に送ってくれたら皆で回覧します、また何か企画に合うものがあった際はご連絡します(要約)」とお返事して下さいました。
その他、サイトやポートフォリオのPDFがあるならメールで、といった企業様もありましたので、すぐに送付できるように自分のサイトやポートフォリオのPDFを用意しておくと良いと思います。

電話営業する際の準備

①営業リストを作る
本屋さんをひたすら歩きまわって、自分の漫画やイラストが合いそうかも…!と思った本の奥付をチェックし、出版社様のお名前と編集部の電話番号をメモします。(※本屋さんのご迷惑にならないように)
営業リストの作り方については私はこちらを参考にさせていただきました。↓

https://ksd-illust.com/tereapo

イラストレーターの電話営業!元MVP営業マンが教えるテレアポのコツ

電話営業に関すること全体をとても上手くまとめてらっしゃって、分かりやすいのでオススメです…!

②伝えることを紙にメモする
知らない人と電話をするだけでも緊張するのに、ましてや自分を売り込むために電話するってめちゃくちゃ緊張しますよね。めちゃくちゃ緊張するので、私は伝えることを紙に書いてやりとりのシミュレーション表を作りました。これだけでもやることが大分整理されるので気持ち的にとても楽になります。

※画像は一例です。

③実際に声に出して練習してみる&誰かに練習に付き合ってもらう
いきなり本番は心臓に悪いので紙に書いたメモを実際に電話したていで読んでみます。
端から見ると超絶怪しいですが本番でうろたえるよりかは100倍マシです。(※実際は練習しても本番でうろたえます)
紙に書いた文章を実際に声に出して読んでみると、目で読む分には違和感がないのに喋ったら何か変な言い回しだな~?となることもあるので、何回も読んでみて違和感のない喋り方を掴みましょう。
また、協力してくれる人がいるなら、電話先の相手役をやってもらって実際の応答を練習してみるのも良いです!ちょっと笑ってしまうけど真面目にやると本番さながらに緊張します。

電話営業の仕方~ポートフォリオ送付編~

私の場合は営業先にポートフォリオを送付するのが最終目的だったので、その流れを書いていきます。まず、電話時に話す内容ですが
①自分が何者か名乗り ②用件を伝え ③連絡先を聞いてメモする。
簡単に言えばこれだけです。

時間帯
これは営業先の営業時間によってまちまちですが、自分は午前中は避け、お昼休憩が終わって少し落ち着くであろう13時半~終業時間1時間前(16時くらい)を目安にかけるようにしました。

心がけること

電話口の相手の声を聞く&ゆっくり喋る
当たり前では?と思われるかもしれませんが、実際に電話営業をしてみると紙に書いてあることを早く伝えようとしすぎて、電話先の相手の相づちやお返事にかぶってしまったりすることが多々ありました。
ただでさえ知らない人から電話がかかってきて、その上会話が上手く進まないのでは相手も不安になってしまうので、落ち着いて、ゆっくり喋るようにし、相手の返事を聞きながら会話を進めると良いと思います。

相手の返答を待ってしゃべろう。

最後に一番最初の漫画に出てきた高田ゲンキさんの漫画を紹介して締めようと思います。個人的にフリーランスになる前に読んで良かった一冊なのでとてもオススメです!電話営業やフリーランスをやっていくにあたって知っておきたいことが分かりやすく沢山載っています。↓

以上電話営業についてのレポートでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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